ロウカット玄米が気になってるけど、検索したら「危険」と出てくる…
危険性とか毒性があるの?
後で詳しく説明するけど、ロウカット玄米には毒性も危険性もないから安心して食べてね!私も食べてるよ〜
最近CMでもよく見かける金芽ロウカット玄米。
白米と比べてカロリー&糖質は約30%オフで栄養価は高く普通の玄米より食べやすく炊きやすいのが特長です。
栄養価が高いから子供にもピッタリだし、白米大好きだけどダイエット中で泣く泣く控えている私にピッタリだ!ということで食べ続けています。
味もとっても美味しいんですよ!
でも、気になるのはロウカット玄米と調べると出てくる「危険」の文字…。
詳しく調べたのでまとめます。
- 金芽ロウカット玄米には毒性も危険性もない
- 玄米=毒のイメージを持っている人がいる(そのため検索すると出てくる)
- 残留農薬についても検査済みで安心
- ロウカット玄米なら消化も良くて子供も安心
- 味や炊き方については→ロウカット玄米の炊き方は?効果や味は?
金芽ロウカット玄米は危険じゃない!
金芽ロウカット玄米に危険性や毒性はありません。
原料の玄米はもちろん国産。
長野県産のコシヒカリで残留農薬の検査もされています。
硬いロウ層をカットしていて、消化が良いので子供に食べさせても安心です。
ではなぜ金芽ロウカット玄米を調べると「危険」という言葉が出てくるのか…次の項目で詳しく解説します。
どうしてロウカット玄米を調べると「危険」と出てくるのか
ロウカット玄米を調べると出てくる「危険」の文字。気になりますよね。
それは「玄米には毒がある」という説が出回っているからだと思います。
玄米と名がつくため、ロウカット玄米も危険なのでは…と思い調べる人が多いのでしょう。
本当に危険だから出てくるのではなく調べる人が多いと出てくるだけなので惑わされないようにしたいですね。
そもそも「玄米には毒がある」は嘘
玄米には毒があるからロウカット玄米にも毒があるのではないか、ということですが「玄米に毒がある」というのは最近の研究では心配しなくていいとされています。
玄米に毒がある説によると…
- 玄米はヒ素が白米より多く含まれている=発がん性がある…?
- フィチン酸が含まれている=必須ミネラルが欠乏する…?
- アブシジン酸(発芽毒)が含まれている=ミトコンドリアを傷つける…?
1つずつ確認しますね。
玄米にはヒ素が白米より多く含まれている→問題ない
これは事実です。が、発がん性があるというのは行き過ぎです。
コメのヌカの部分にヒ素が多く含まれることから、白米より玄米の方がヒ素が多いと農林水産省の調査でも分かっています。
ただし、ヌカの部分には鉄分や食物繊維などの栄養成分が豊富に含まれ、玄米は白米と比べて栄養面で優れており、食品安全委員会の評価でも「バランスの良い食生活を送っていただければ問題ない」とされています。
バランスの良い食事をしていれば、玄米やぬか漬けを食べていたとしても、食品を通じてヒ素を摂取することによる健康への問題ないとされています。
フィチン酸が含まれている→問題ない
フィチン酸は穀類などに多く含まれています。
強力な抗酸化物質であり、ガンや尿路結石、腎結石の予防にも効果的と最近は注目されています。
一方、その性質からカルシウムや鉄などの必須ミネラルの吸収を阻害し、足りなくなってしまうため玄米を食べるのは危険と言われることも…。
ですが、フィチン酸の悪影響を受けるのは極端な菜食主義の方や、発展途上国でみられる貧しい食生活の場合のみ現れると明らかになっています。
バランスの良い食事をしていればフィチン酸の悪影響は気にしなくて良いんです。
アブシジン酸が含まれている→摂取推奨
アブシジン酸は植物の種子の発芽を抑制する成分です。
植物細胞において、アブシジン酸が発芽を抑制するためにミトコンドリア呼吸を抑制するという論文はあります。
しかし、人間の体でそれが起きているという証拠はありません。
最近では、アブシジン酸の持つ抗炎症作用が動脈硬化や糖尿病などに有益な効果を発揮すると分かっており、むしろ摂取した方がいいと言われています。
フィチン酸とアブシジン酸についてはこちらの動画が分かりやすかったのでもっと知りたい方はこちらも見てみてくださいね!
まとめ|ロウカット玄米は危険じゃない!危険と出てくる理由を解説
ロウカット玄米が本当に危険なのかどうか調べました。
毒性や危険性はなく、危険視されていたフィチン酸やアブシジン酸は病気の予防になると注目されてきている成分でした。
玄米のデメリットとされる「消化が悪い」「ボソボソしておいしくない」「炊くのが面倒」も金芽ロウカット玄米ならクリア!
白米よりも栄養価が高く、白米のようにおいしく食べれる金芽ロウカット玄米。
よかったら試してみてくださいね♪